1.オリーブが一旦圧搾工場に持ち込まれると、洗浄され、中庭にある受け口に繋がる二つのラインで別々に秤にかけられ、すぐに特殊な漏斗を通って圧搾処理を待ちます。農作業する人たちが無駄な時間を費やす事無く、迅速に収穫したオリーブを処理する事ができます。

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オリーブの実を洗浄ラインへ

2.

同時にサンプルも採集し、研究所で酸度や生産性などを調査します。これはオリーブ油の分類と品質評価に役立ちます。

 

 
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オリーブ油の試験室

 

3.

漏斗を通過すると、ハンマー式臼できめ細かな濃いペースト状になるまで砕きます。その後、高温ミキサーにかけます。

 

 
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熱攪拌機の中の臼とペースト状になったオリーブ

 

4.

このミキサーに2時間かけられると、すぐにデカンタに入れられます。これは固体層と液体層に分ける機械的な装置で、濃いペースト状の固体層(オルーホ)は強力な水圧式ポンプを通って工場の外にある貯蔵庫の漏斗へと運ばれ、次のプロセス、オルーホ精製を待ちます。

 

 
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デカンタ(沈殿分離器)と液体層の抽出

 

5.

液体層は一部が油、もう一部が水で構成されていて、吸圧式ポンプを通って遠心分離機にかけられ水と油に分別されます。水は工場構内にある新式な浄化装置へ運ばれ、最終的には水やりに利用できるまでの純粋な水を抽出します。

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  油と水を分ける遠心分離器 

 

6.

油は既に純粋なものになっていて、貯蔵庫に運ばれ、直接ステンレス製の容器に入れられます。そこで初期の濁りをなくすために浄化処理が行われます。

 
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貯蔵庫と油のフィルター

その後、このエキストラバージン・オイルは特別な機械で超フィルタリング処理が施され、工場の人がガラス容器やプラスチック容器、もしくはラベルがシルクスクリーン印刷された缶に詰められます。

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7.

環境にも配慮し、圧搾処理時に抽出される水の浄化装置を新しく設置しました。

このシステムによって、抽出された水を散水用の水やオルーホと混合可能な粒状の固体や、有益なコンポスト(農耕用の堆肥)に変える事ができます。すなわち、全ての有機物質が再利用されると同時に環境汚染も防いでいるのです。

 

 
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抽出された水の浄化装置